有害動物処理装置
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有害動物処理装置とは?
有害動物処理装置とは、近年増加の一途をたどる野生動物を酵素と微生物による働きを利用し、
廃棄物の出る焼却処分ではなく、化学的に水とガスに分解し自然に還す処理装置です。
80℃以上の温度で微生物を反応・活性化させることで、固い外革や剛毛を酸化分解させ、有機物を極限まで分解します。
写真で見る処理工程
イノシシ、鹿、ニホンザルによる農作物の被害は増大し、自然生態系への影響が懸念…深刻化しております。
(1)高齢化などによる狩猟者の極度な減少が問題…担い手の育成が課題となります。
(2)猟銃やわな猟による捕獲後の処理方法は、
①ジビエ食肉用…需要の安定性は見込めるか。
②地中に埋めての処理は、一般廃棄物処理としてはどうか。
ア.山中に埋めるのは、手掘りで重労働
イ.水質汚染が懸念
不衛生
ウ.不要な病原菌の繁殖源
不衛生
エ.悪質な鳥獣放置が懸念
不衛生
③ボイラー焼却…悪臭/焼却灰/CO2発生(ランニングコスト→極大)
有害動物残渣物を有機肥料に堆肥化
野生鳥獣の捕獲・狩猟は今まで狩猟免許を持つ狩猟者が、捕獲したシカ、イノシシなどの一切の処分について自己責任において適正に行われてきました。狩猟者の減少とともに、鳥獣の数量が全国的に増加し、現在に至っては、有害鳥獣と言われるまでになり、山間地区に住む住民の農・林業への被害が大きくなって参りました。
増え続ける有害鳥獣を何とか減らしたいと補助金を出して捕獲の助成をしたり、食肉加工場を作ったりして、減らす努力をしています。食用と違い利用できない部分が多くある有害鳥獣は食肉の販売によっての収益が少なく、また残渣物の処分に大きな費用、手間が掛かったり、取り扱いが生ものであるが故に大変だったり、大量になればなるほどに、処分の仕方が大変になります。
これらの問題を解決する手立ては無いものか。
肥料(ぼかし肥料)などに加工して堆肥化できれば、簡単で誰にでも扱える資材になるのではないでしょうか。
有害鳥獣堆肥化装置は、火を使わず微生物の力で、残渣物を堆肥化する装置です。
水分の多い物でも、汚い物でも蓋を開けてポン。蓋を閉めたら自動運転。
80℃~90℃の温度で残渣物を処理するので有機物が腐らない状態で微生物によって低分子化(堆肥化)しますので仕上がりの処理物はサラサラしています。
運転中の操作の取り扱いが非常に簡単で衛生的です。
処理装置に破砕・粉砕機能が付いていますので、只、入れるだけです。
処理量に合わせて装置の機種を決めてください。
この有害鳥獣処理装置は、購入時の補助の対象装置です。
補助金の申請により補助金が交付されます。
導入のメリット
- 鳥獣処理処分に掛かる労力費用の低減。
- 美観整備。
- 処理物の再利用による資源循環型農業が行える。
- 土壌汚染の防止。
- 地下水汚染の防止。
- 減量化、衛生的処理ができます。
- 補助金(国)の活用ができます。
- 機種のサイズの選定ができます。
- 処理の利便性。
- 回転性が良い。
- 衛生的で臭気の発生が最小に抑えられます。
- コンパクトです。
- 有害動物の投入のみで労力の最小化が可能です
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